フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

ベストなスコアを考えてみる

        


もうすぐ梅雨も明けるのかという季節にも関わらず、7月毎週末ビッシリの公式戦が無事すべて開催されるかの雲行きが非常に怪しい今日この頃。


開催されれば連戦が続くわけですが、初戦の勝利と同じくらい、「どれくらい早く逆転勝ちする時が来るか」がリーグ戦で好成績を出すカギと睨んでいます。特に「まぁ、今日はイケるでしょ」なんて息子のチームの雰囲気が緩んで見える時には、「相手に先制されてしまえ😈」と性悪な私は心の中で密かに思っています。


先制されると収穫多し


というのも、周囲の予想通りに3-0で勝つよりも、相手に先制され、0-1から2-1で逆転勝ちするのが相手の実力に関わらず、ジュニアサッカーでは一番収穫が多いのでは?と考えているからです。


  • 3-0で勝った時の「オレたち強い!」という勘違いが起きない
  • 先制された試合を勝つと「次は守備しっかり」「逆境も跳ね返せる」と攻守向上
  • 実力が上の相手との試合の際、先制されても心が折れず最後まで戦える



完勝からの学びはあるのか?


思わぬ相手に強豪やチャンピオンチームでも公式戦で負ける「ジャイアントキリング」がサッカーの醍醐味の1つです。「勝者のマインドセット」なんて言葉も聞いたりしますが、常に3-0のようなスコアで勝っている常勝チームが「まさかの敗戦」をしたりします。


では、なぜサッカーで起こりやすいのか?それは、ロースコアの試合が当たり前で、1点の重みが大きいサッカーというスポーツならではかもしれません。


常勝チームでは「先制するのが当たり前」「追いかける展開の経験が非常に少ない」ので、いつもの展開と違う状況になると、意外と試合終了まで流れを引き戻せないということがあります。


もちろん、ジュニアサッカーの保護者として、先制されて追いかける展開は、ハラハラして見ていられないという気持ちもよくわかります。


視点を変えて、先制された後に逆転して勝った試合がどれだけあるかがチームの成長を測る一種のバロメーターと捉えると、先制された試合も比較的楽しんで観戦できるかもしれません。


もちろん、そのまま敢え無く敗戦という試合もたくさんあるのも事実で、それはもう「もっと練習しよう」としか言えません😅。

6年生での成長には 環境<自分

     


気づけば2021年も前半終了。これまでの遅延を解消すべく、猛暑が始まる前に駆け込みで公式リーグ戦、夏休みには合宿と遠征にトレセン活動も予定、と言った感じで6月下旬~8月終わりまでのスケジュールがすでにビッシリ。それに加えてジュニアユースの進路も💦。


息子も6年生として3ヶ月が経過したわけですが、週末、久々の公式リーグ戦にてチームは大量得点で勝利も、息子個人は動き・判断ともにイマイチ、さらに得点もなしと本人も納得の昨年秋以来のワーストパフォーマンス😞。


息子には2021年のハーフタイムだったと前向きに切り替えてもらって、忙しいであろう夏を実りあるものにしてくれればよいのですが、改めて小学6年生での成長は本人次第なんだなと思いました。


ここからのセルフマネージメントが重要


というのも、5年生まではチームでもスクールでも、自分より学年(年齢)が上の存在が常にあり、身体能力や経験の差などでいつも「高い壁」になってもらうことで、その「環境」から自然と成長が促されました。


ところが自分が6年生になると、それまでの「高い壁」が存在しません。同学年のライバル達はいますが、「やったりやられたり」になります。こうなると「自分」でどうするかが重要になってきます。


誰にだって気持ちが乗っている時もそうでない時もありますが、「自分で自分の行動を考えてみてほしい」と、帰宅後、思わず息子に愚痴りました。なんせ、試合に行くギリギリまで家でゲームしており、今日は気持ちも入っていなかったようです。実は、今朝は私も敢えて意図的に何も言わずに息子を放っておいたというのもありますが。


余談ですが、6年生で伸びてくると言われるチームは、このあたりの自立/自律マネージメントをコーチが意識して、うまく(根気強く)やっているのではないかと勝手に推測しています。ご苦労、お察しします。

新体力テストとサッカーの本質

     


小学校入学以来、サッカーを始めてからも、息子はいわゆる「運動神経」で1番になったことがありませんでした。上位ではあるけど突出したものはない立ち位置でした。


  • 運動会のリレー選手には選ばれるけど50m走は学年で2~4番手
  • 持久走大会も万年2位
  • サッカーチーム内で素走り競争しても2~3番手


自分が小学生の頃にこれらでNo.1になった記憶がないので、「ゴメンねー、遺伝かもねー」なんて息子には冗談を言ったりして、そこまで関心はありませんでした。しかし、サッカー保護者間でも度々この話題になったり、チームメイト間でも「オマエ、スポーツテストの結果どうだった?」みたいな会話が毎年あるようでした。


サッカーやってるおかげ?


先日、息子は6年生として小学校最後のスポーツテストがあったらしく、「50m走は相変わらずだけど、シャトルランで学年1位を取った!💪」と嬉しそうに報告してくれました。なんでも、去年は80回を超えたら「もういい」と先生に止められた(?)けど、今年は最後までやらせてくれて110回。担任の先生にも「スゴイ!」と言われたので、他のクラスで一番だったらしい強豪町クラブ所属の同級生に確認したら勝っていたそうです。


「シャトルランなんてスポーツテストにあったかな?敏捷跳び(反復横跳び)ならやったような…」と自分の遠い記憶を探ったのですが、よくわからないのでGoogle先生にお伺い。今は「新体力テスト」というのが正式名称で20mシャトルラン(往復持久走)というものが種目にあるのですね。いち小学校でトップと胸を張っても井の中の蛙、世間のU-12サッカーエリート平均記録が気になりますが、ぱっと見Google検索ではヒットせず。


それにしてもこのシャトルラン、滅茶苦茶キツそう💦。これを110回?よくやるわ😨。そして、偶然にも過去記事「走りの種類・質 - フットボールかサッカーか?」と完全にシンクロ。


さて、息子がまずまず走れるということは今回客観的データで証明された(?)ので、あとはサッカーの技術と頭脳が伸びれば....


でもそれが一番難しい部分であり、サッカーの本質なのかもしれません。やっぱりボールを使った基礎練あるのみ。