フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

考察:トレセン選考

     


今回は皆さん大好き(?)トレセン選考の話を書いてみたいと思います。


まず、大大大前提として、あくまでも「息子の場合」という日本の片隅にいる一個人の経験を基にした与太話だということをご理解ください。


ちなみに、息子はある程度のトレセンには選出されましたが、それ以上のトレセンではことごとく落選という、いわゆる「大したレベルではない」ので、悪しからず💦。


では、早速行ってみましょう。


<トレセンで選ばれるのに必要なもの>

  • 所属チームの公式戦での実績(例:地域の主要公式大会で何度かベスト4に残る)
  • トレセン監督および主要コーチのチームに所属、または同じ地域の別チーム所属
  • その選考会で上位10%に入るスキル(止める・蹴る・運ぶ、身体能力、身長)

<トレセンで選ばれにくい要因>

  • 個人のスキルは地域で上位10%に入りそうだがチーム弱小、地域公式大会で実績なし
  • トレセン監督および主要コーチとは別の地域に属している(例:違う市区町村)
  • トレセン監督および主要コーチのチームからすでにトレセン選考済み、多数参加

早い話、トレセン選考にいわゆる「公平、公正な選考」というのは存在しない、選ぶ側の意向、縁故が大きく影響するということです。


しかし、冷静に考えると、世の中でもペーパーテスト点数のみで結果が出る試験はさておき、面接を主とするようなオーディションや就職試験でも、「誰もが納得する公平、公正な選考」などあり得ませんよね?結局、これとトレセン選考は同じなのではないでしょうか。


加えて、フットサルコート程度の狭いピッチで15〜20分のプレーを数回見ただけで、本当にはっきりと個人サッカー能力優劣が正しく判別できるのであれば、そのような方は、プロのスカウトとして商売された方が大成功できるのではないでしょうか?😅


つまり、選考人数が多ければ多いほど、様々なバックグラウンドを持つ受験者が集まるほど、結局は初めから「見るべき選手(印の付いている選手)」に的をほぼ絞っている、枠が決まっているのがトレセン選考会だということです。「隠れた逸材を探せ!」的なニュアンスはほぼ皆無。


このあたりを理解しないで、親子で選考結果に一喜一憂したり、「なんでウチの子が選ばれない?😡、トレセンはオカシイ💢!!!」と憤慨するケースも見聞きします。もちろん、「〇〇トレセン選出経験アリ」という肩書きが、ある種の方々には魅力的に映るのは否定しません。


でも、ちょっと落ち着てみてください。トレセンに選ばれなかったからと言って、お子さんがサッカーをできなくなるわけでも、これから伸びないと決定したワケでもありません。落選したら、それをバネにしてやる、くらいのスタンスを(保護者がではなく)お子さんが持てると良いですね。


それでもお子さんにとって、小学生トレセン選出がサッカーをやるうえで本当に最優先事項なのであれば、やることはシンプルです。主要公式大会でベスト4に入る強豪チームに移籍→主軸として活躍し、トレセン監督および主要コーチの目に留まればよいのです!


如何でしたでしょうか?ここまで偉そうに書いてきましたが、これを読んだどなたかが、「トレセン闇落ち」を回避できたなら幸いです🙇‍♂️。