フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

シュートとゴールを日常に

      

息子がサッカーを始めたのは2年生の夏。そして、息子は少年団から町クラブへ4年生の終わりに移籍し、今も楽しくサッカーをしています。


4年生終わりのチーム移籍と共に、FW兼任GKから完全にフィールドプレーヤーへ専念し出した息子の欲求は「もっとゴールを決める」こと。自主練ではシュート練習できる時間と場所があれば、ドリブルやボールタッチよりも、ただひたすらシュート練習(できるなら1~2時間ぶっ通し)を優先しています。


練習していないことはできない


ドリブルはうまいのにシュートが決まらない子、パス回しはうまいのに得点がなかなか入らないチーム。「フィニッシュが下手なんですよねぇ」なんて声もよく聞きます。なぜなのか?それは「シュートとゴールが日常になっていないから」ではないかと、私は考えています。


もっと言うと、チーム練習ではパス、ドリブル、連携がほとんどです。ボールポゼッションをスタイルとして掲げるクラブチームでは特にその傾向が強いように感じます。実際、シュート練習は1人ずつしかできず、時間、場所、そして選手の回転率(練習中の待ち時間)が悪く、チーム練習として行うのは非効率です。紅白戦をするにしても、シュートを打つ場面がいったい何回あるでしょうか?


シンプルに量を増したいが...


「もっとゴールを決めたい」のであれば、自主練でシュート練習量を圧倒的に増やすのが、シンプルな上達の道ですが、ジュニアサッカーサイズのゴールを占有してシュート練習をできる場所とタイミングがウチの周りでは限定されるのが悩みの種。毎日のドリブルやボールタッチ自主練のように、シュート練習も毎日30~45分コツコツ練習できればよいのですが、場所の制約がありそうもいかず💦。


ひょっとすると世界で活躍するストライカーが日本人に少ないのは、シュート練習がいつでも好きなようにできる環境が足りないのも一因なのかも?なんて日本のジュニアサッカーの末端からぼんやりと思っています。


とはいえ、今あるものでどうにかしていくしかないということで、「できる時に練習あるのみ」と息子も信じてシュート練習に勤しんでいます。