フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

個サルの猛者達

     

息子がサッカーを始めたのは2年生の夏。そして、息子は少年団から町クラブへ4年生の終わりに移籍し、今も楽しくサッカーをしています。


前回に引き続き個サルあるあるとして、どんな子が小学生個サルにいるのかを勝手に分類してご紹介(※私の完全な偏見です、悪しからず)。


個サルにはこんな子がいる(5種類)


  • こねこね系テクニシャン

遭遇率100%、毎回一人はいます。お手本はドリブル系YouTuber?参加メンツによっては調子よくドリブルで1~2人抜き「ザマ乙~」、又抜きをして「チャリーン!」と楽しそうにボールをこねています。しかし、誘われず飛び込まないディフェンス力高めの子には、「アレアレ?さっきからドリブルしているけど後ろに下がってる…」からの横パス or ボール奪われ、即ゴール被弾。 また、総じてシュートが甘く決定力は低め!?


  • ガツガツ系パワーファイター

遭遇率80%、いれば一目でわかります。フェアに体を入れるクリーンな子は良いのですが、セルフジャッジをいいことに手でひっぱったり、押したり&舌打ち or 煽り。これは相撲かラグビーか!?という場面もチラホラ。結構熱くなりやすく👿、ゴール被弾するとロングシュートを打つ頻度がUP。数打ちゃ当たるけど、フットサルゴールは結構小さいのです。


  • おふざけピエロ

遭遇率60%、グループで参加している子達か、個サル会場がホームの子達に交じっています。何回かゲームが回るとダレて友達にのみパス、後ろから無謀な足技チャレンジ、守備しないでヘラヘラ。鈍感力が高めなのか、内輪ノリで楽しそうですが友達以外の参加者からの怒りにも似た冷たい視線にあまり気づかず。このタイプでうまい子もいるので、「下手だからふざけている」というわけでもなさそう。親の…(以下、自主規制&自戒)


  • 寡黙な頑張り屋

遭遇率100%、小学生個サルの参加者は、大半は純粋なサッカー少年少女です。チームでどうかはわかりませんが、シャイでお互いの名前も知らないまま終わることも。各自のレベルに関係なく、一生懸命プレーして楽しみながら上達しようとしているのが、外から見てもわかるので好感度大。


  • J下部エリート

遭遇率5%、個サル界のはぐれメタル的存在。コロナ禍でJ下部チーム活動停止だと稀に出現していました。確かな基本技術とオフ・ザ・ボールの動きで、傍目からも「ちょっと違う」感を出しています。自己中心的プレイも少なく、味方も使う印象。問題は他のメンバーが「感じて」うまく使われるように動けるかどうか。こうなると「おふざけピエロ」でも、みんな真面目にプレーするようになります😏。


かなりデフォルメして書きましたが、どの子も(保護者が!)お金を払って武者修行に来ている、結局は「意識高い系」の猛者と言えます。息子も個サル参戦回数を重ね、揉まれたおかげか、どんなタイプの子がいても、場に飲まれないで自分の得意なプレーや周りに合わせるプレーができるようになってきました。この胆力が、今後セレクションなどの機会に生かせるかどうか。


個サルの魅力は他にも


他にも、いくつかの個サルを回っていると「あの子、この間もいた」とか「別の個サルでも一緒にやった」という「縁」や「出会い」が生まれ、過去1回でも個サルでやった子とは、息が合うコンビネーションプレーが生まれたりしているのが、個サルに通う醍醐味でもあります。


最近では、週末オフ日や午後空きがあると「どっかで個サルやってないの?」と息子から聞いてくるので、息子も個サルを楽しめているようで何よりです。私はというと、懐具合と妻からの冷たい視線をやりくりするのに苦戦💦。これもまた、個サルあるある!?