フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

渡り鳥

     


息子がサッカーを始めたのは2年生の夏。そして、息子は少年団から町クラブへ4年生の終わりに移籍し、今も楽しくサッカーをしています。


息子がサッカーを始めてもうすぐ4年に達しようとしていますが、6年生というジュニアサッカーの最終学年を迎えた春ということで、息子の周りにもいた、渡り鳥のように1年程度の短いスパンでチーム移籍を繰り返す子達は、どのようにジュニア最終学年を過ごすのだろうとふと思いました。


歴史は繰り返す?


毎回移籍の理由は各人それぞれあるのでしょうが、体験もできる、インターネットで情報も探せる現代において、なぜ何度も移籍を繰り返すのか、率直に言って、私は個人的に理解ができていません。だからこそ、このことについて考えずにはいられません。


  • 移籍を繰り返す背景に何があるのだろう?

当事者には、もちろん毎回違うきちんとした理由があるのでしょうが、単純に「なぜ?」と思わずにはいられません。何か不満があるのでしょうが、チームという集団である限り、次から次へ移っても、他力本願で自分の思い通りになることは100%ないと思うのですが…


  • 親の一存なのか?それとも子供の見込み甘さ?

親が「このチームじゃもうダメだ!次はお前に見合うあっちの強豪にいけ!」とリモコンな感じなのか、子供が「このチーム、ダメだわ🙅、次行ってみよう💨」となるのか?というか、移籍検討時に何をチェックして、何に期待していたのか?を不思議に思ってしまいます。それとも引っ越しマニアのように「ただ飽きた」だけ❔❔❔


  • いつか定着するのだろうか?もしくは定着する気がそもそもない?

私と息子のような凡人からすると一回の移籍でも疲れたのに、何度も短期間で繰り返す親子のバイタリティには驚かされます。「チームは単なる発射台」的な思考なのかもしれません。でもプロを目指すにしても、「固定チーム所属+その時のテーマに合ったスクールに通う+J下部トライアル、じゃダメ?」と思ってしまう私はやはりただの凡人なのかもしれません💦。


結論出ず


小学校期間通算3~5回移籍の渡り鳥タイプの子は、サッカーを始めたのが3~4歳と早く、低学年から「すごいうまい!」と一目置かれるタイプが多い印象(※息子の周りサンプル数3~4)。これはなんだか「小学生時に少し地元無双→プロ直行」みたいな短絡的な夢見ちゃうのかもですが、小学生時に地元で無双してもプロになれる確率は低いくらい、今の日本のサッカーレベルは高いわけです。


一方、渡り鳥タイプの子の保護者はちょっとクセがある方が多い印象ですが、ものすごく温厚で静かな方の場合もあるので、何とも言えないなぁといつも私は脳がバグってしまいます。


子供の夢を応援してあげるのも保護者、でも現実を見る機会を作ってあげるのも保護者。あとは、渡り鳥タイプの子もいつまでもサッカーって楽しいと思い、どこかで小学生以降もやり切るまでサッカーを続けているといいなぁなんて、たまに勝手な思考に浸っています。