フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

親も入団

息子がサッカーを始めて早2年。入ったチームは少年団なので当然親の役割もクラブチームと比べると大きくなります。


子供のお世話をするだけのカンタンなお仕事です?


息子が通う小学校を拠点とするチームのため、入団手続きに関しては既に入団済みの息子の同級生パパママに仲介をお願いしました。息子の初チーム練習についていくと、「新入りが来る」という情報はチーム保護者間で共有されており、矢継ぎ早に挨拶となりました。


「低学年担当コーチの山田(仮名)です。」、「チーム全体統括の佐藤(仮名)です。」、「2年生連絡係の鈴木(仮名)です。」、「低学年会計係の田中(仮名)です。」、「コーチ陣の中で入団手続き担当の高橋(仮名)です。」、「全体会計の伊藤(仮名)です。」、「2年生の父兄のー」


すでに顔、名前、役割が私の頭の中では団子サッカー状態。社会人になった時以来の人、顔、役職の波状攻撃🌊。息子が初チーム練習で入団の洗礼を受けている頃、親も同じなのでした。「息子よ、父も頑張っているゾ!」と挨拶頂いた方に愛想を振りまきながら心の中でつぶやきます。


それにしてもコーチ陣は男性、役職のある保護者は女性(ママさんオンリー)という見事なフォーメーション。今でこそLINEでトークのやり取り、スマホで気軽に通話とコミュニケーションは楽ですが、自分が子供の頃(昭和の終わり)のチーム連絡や親同士のコミュニケーションコストを思うと、私が「サッカーやりたい!」と言った時に見せた母(共働き)の表情の意味が、もの凄~くよくわかりました💦。


早速、「奥さんは今日いらっしゃってますか?」と2年生連絡係の鈴木さん(仮名)からキラーパス。


やはりそう来ますか。「まだ保育園に通う下の子がいるので私が全部サッカーは面倒みます!」とすかさずインターセプト。


ロシアW杯のベルギー代表ばりのカウンターアタックがくるかと一瞬ビビりましたが「わかりました~」と快諾頂き、ホッとひと安心…


まじめな話、父親がやるというのをすんなり受け入れて頂いたのは本当に恵まれていたと思います。引率当番や練習試合の出欠回答を必ず父親である私がやっているからか、今では息子の学年で他のパパが同じように表に出てくるケースが大幅に増え、息子の学年の親同士の雰囲気は平和です。


他チームの内部事情に詳しくはありませんが、息子が所属するチームでも学年によっては「やっぱりママが主役」が常識という話をフツーに聞きます。


しかし、今では共働き家庭が一般的ですし、ジェンダーバランス的な観点でも父親がいい意味で出番を増やすと少年団でもよいアクセント(コーチの心理的負担軽減など)になる気がします。


一般的に「少年団は親の負担が…」と敬遠されるケースをよく聞きますが、実は「母親の負担」というケースが結構多いのでは?というのが私なりの考えです。