フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

チームでの初練習

息子がサッカーを始めたのは、2年生の夏。初練習はすでに真夏のように暑い日でした。


遅れて入団の洗礼?


保育園からのお友達で同じ小学校の男子数名はとっくに入団済みでした。他には4-5歳からサッカースクールに行っていたという子もチラホラいて、当たり前ですがサッカー歴で見ると息子は完全に周回遅れです。


当然ですが少年団は学年分けで活動していますので、スイミングのように「君は始めたばかりだから15級で顔を水につけることから始めよう」なんて丁寧な指導はもちろんありません。


いきなり通常練習に参加。5-10分単位で次々に進んでいく練習メニュー。息子も見様見真似で練習について行こうとしますが、当然できません。コーチの言っている言葉も息子にはリカイフノウ。


息子の顔はみるみる曇り、頭の周りには❔❔❔がグルグル×2。体だけがゼンマイ仕掛けのロボットのように辛うじて動いています。


当然、私の第一印象は「息子、大丈夫か!?」でした。初めの3-4回のみ練習見学として付き添って後は息子自身だけでヨロシク!なんてかる~く、あま~く考えていました💦。


初めてのチーム練習が終わり恐る恐る息子に声をかけると「まあ、こんなもんかな…」とポツリ。続けて「でも…、オレ、みんなに追いつくよう頑張る。」と静かに決意表明✊。


私は心の中で「だから小学校入学時に入ればよかったのに、まったく!」と勝手に憤っていたのですが、息子自らの意思を前に目の覚める思いで「あの時、グッとこらえて親の意向だけで入団させなくてよかったんだな…」と何か息子から学んだ気がしました。


「トシも初めはヘタクソだったんだ。」


ちょっと謙虚になっている私の耳に突然入ってきた息子の声。「え?何の事?」と思いましたが、明らかに某サッカー漫画のことです。息子がサッカーをはじめたキッカケは漫画。そう、彼は自分を漫画の主人公に投影していただけなのです!


小学校低学年男子はまだ夢の中。ホントに、子供もサッカーも奥深い沼です。