フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

仮説:ボールと上達スピードの関係

息子がサッカーを始めたのは、2年生の夏。小学校低学年のうちはボールを含め、親が子供のサッカー用具を管理しているケースが多いのではないでしょうか。我が家では野原ひろし並に臭〜い息子の使用済みサッカーソックスも毎回、妻より任命された「ホペイロ(ポルトガル語で用具係の意味)」であるこの私が責任💪を持って洗っています。


ボールに大切なたったひとつのこと?


普段、子供が練習でガシガシ使っているボール、親はボールの何をケアすべきでしょうか。家が汚れないように泥落し、名前が消えていないかを確認など、各家庭で気にされていることは色々あると思いますが、私が常にケアしているのは「空気圧」です。


ボールをよく見ると空気を入れる部分に英語で色々書いてあるのにお気づきでしょうか。0.6〜0.9とか600〜900とか書かれているアレです。「空気なんてただ入ってればいいんじゃない!?」と思われるかもしれませんが、私は子供のサッカー上達スピードに関係あるのではないかと勝手に考えています。


ボールがフニャフニャ

  • ボールが転がるスピードが遅くなり、足元でこねてドリブルしやすい
  • ボールを蹴った時に痛くない
  • キック力のないドリブラータイプが好む傾向あり?

ボールがパンパン

  • 高反発力により蹴った時に遠くに飛びやすい
  • ボールが転がるスピードが早くなり少ないタッチ数でドリブルできる
  • ボールが来たらとにかくドーンと蹴るキッカータイプが好む傾向あり?


一見すると、どちらも悪くないように思いますが、私は大きな罠があると考えています。それは練習試合や公式戦で使用される正しい空気圧のボールで「トラップ(止める)」が、なかなかうまくできるようにならないという点です。「トラップがサッカーの基本」という認識(異論は認めます !)が随分広まった昨今ですが、トラップがうまくなるにはリフティングなどの反復練習から繊細なボールタッチ感覚をしっかりと身に着ける必要がありますので、絶対に正しい空気圧のボールで練習すべきだと私は信じています。


ですので、月に一度は、モルテン ボール専用圧力計 PGA10 で息子のボールの空気圧をチェックして「700」を保つようにしています。そのせいか、息子も自然とボールのコンディション変化に気付くようになり、たまに「今日、このボールなんか変。リフティングしにくい~」と日課のリフティング自主練時に言うようになりました。初めは「さぁては、うまくリフティングできない言い訳だな😀」と疑っていたのですが測ってみると、あら、ビックリ!、確かに空気圧が「600」よりも低いのです。


正しい空気圧のボールで練習し続けると、トラップ上達のスピードUP、リフティングの回数が増える、信じるか信じないかはアナタ次第です!?