フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

仮説:少年サッカーCK高確率得点法

   


ジュニアサッカーでチャンスなのになかなか点が決まらない場面の定番と言えば、コーナーキック(以下、CK)。息子の所属チームもそうですが、色々なバリエーションで攻撃しようとしているのを見かけます。


  • ファーサイドからニアサイドにキックと同時に3-4人走り込む
  • ”トレイン” ー ペナルティースポットで縦一列3-4人並びキックと同時に散って動く
  • とにかくゴールに向かって3-4人が突っ込む


シンプル・イズ・ベスト


ところがどっこい、「CK攻撃の練習してる?😅」と疑いたくなるレベルで、これが本当に決まらないのです(見ている保護者の心の声:「宝くじか!」)。ここからは、私の勝手な暴論ですが、ジュニアサッカーでCKからの得点率を単純に上げたいのであれば、キーワードは3つ。「タスク明確化」「シンプルなパターン」「線で勝負」だと考えています。


  • CKキッカー:蹴るコースのみに集中(図の赤点線=ゴールエリアの線上)
  • ゴールを狙う選手:ゴールエリアの両角、ニアとファーに均等に配置
  • GKの邪魔をする選手:ファールにならない範囲でGKの視界、動きを制限 


イメージの共有も大事


CKと言えばボールの「質」がまず問われるところですが、小学生キッカーに全てを求めるのは酷なので、蹴る「コース」のみに集中させます。ボールの強さ、速さ、高さは正直なところ「出たとこ勝負」。


その上で、ボールが来るコース上にゴールゲッターをニアとファーにそれぞれ配置。ここでのポイントは「ゴールゲッターは動かないで我慢」です。理由は単純で、飛んでくるボールに「点」で動きながら合わせるのは、技術的に非常に難しいからです。ボールが来るコースで、できるだけ動かないで待ち、来たら体に当ててゴールを狙うのが、確率を上げるための確実なプレー(韻)。


他の攻撃側の選手は邪魔やかく乱に専念します。この中で最重要なのは「GKの邪魔をする選手」です。いかにGKに手を使ってボールに触ろうとするプレーをさせないか、です。やはり手を使えるGKが一番守備力が高いので、これを無効化するとゴールの確率アップ。


いかがだったでしょうか?コーチも選手もCKで色々やりたくなるのはわかるのですが、「山勘」ではなく「高確率」を狙った方が良いと思うのは私だけでしょうか?


実は息子にこの戦略を話したところ、「なるほど!やってみる」ということで密かに実施中なのですが、実際に息子はゴールゲッターとしてCKからの得点がグッと増えました。


最後は、ちょっとあやしい通販の宣伝文句みたいになってしまいましたが、今回は以上です😀。