フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

サッカー成長期

      

最近ふっと息子が「オレ、今、サッカーが最高に楽しい」とつぶやきました。今まで練習を休んだり、弱音を吐いたりしたことがないので、ずっと楽しんでいるものだと、私は思っていたのですが、サッカーが大好きな息子の中にも「楽しさ」には変遷があったと言うのです。


息子曰く…
「サッカー始めた時は、みんなに追いつきたいと夢中だったけど楽しいとは違った」
「GKをやるようになってからはだたサッカーをやっている我慢みたいな感覚だった」
「1つ上の学年の試合にFPやGKで呼ばれても『やらなきゃ』と必死なだけだった」
「移籍して、5年生の後半からサッカーの楽しさをすごく感じるようになってきた」


自信と挑戦のバランス


それを聞いて私は「今、楽しいなら何よりだねー」とかる~く相槌を打ったのですが、息子にとって今が「自信と挑戦のバランスがちょうどよい時期」なのかもしれないと感じました。同時に、当たり前のことに気付いてやれていなかったなぁと少し反省💦。


自分を信じられるように


6年生となった今、これまで続けている練習とサッカーを見る知るという蓄積を元に、息子には「自分を信じる=自信」が出てきたように見えます。決して息子が地域で名を轟かせたりするようなことはないのですが😃、息子なりの成長スピードで楽しんでほしい。努力を元にした自己肯定感を持てている時は「最強」なので、挑戦も失敗も何でもないものです。


今後、中学生でもサッカーを続けると最高学年(小6)から最低学年(中1)になり、8人制から11人制に変わることで、また山あり谷ありなのだろうとは思います。しかし、今の経験と感じている事が、きっと助けになるはずだと、なんだか急にクラマー氏の名言を思い出したのです。


「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にするスポーツだ」

デッドマール・クラマー『日本サッカー界の父』