フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

移籍決意とモチベーション

息子がサッカーを始めたのは2年生の夏。そして、息子が少年団から町クラブへの移籍をしたのは4年生の終わりでした。


だから精一杯やる


4年生の秋には学年終わりに移籍するを決意しましたが、むしろ息子の秋から冬の公式戦(1月中にトーナメント決勝戦)へのモチベーションは最高潮でした。GKとFPどっち?という今までのモヤモヤが吹き飛んで、「今」やるべきことが息子の頭の中でクリアになったようでした。


  • 移籍したらGKはもうやらない、だからGKを精一杯やりきる!
  • 今のチームメイトとサッカーする時間もあと少し、だから絶対大会で優勝する!
  • 最後、決勝戦ではFPとして前半か後半に出たい、だから人の2倍練習する


GK練習は、フツーの少年団なので専門コーチがいるわけでも、GKに特化した練習があるわけでもなく、名門町クラブのGKスクールに週1で夜間通い、学んだ練習を私との自主練で繰り返す日々。FP練習は、チームのゴールを使った練習の際はGKとして参加していてできないため、シュート練習を別途自主練の日々。ジュニアサッカーは自主練でこそ成長するのです(※あくまでも主観です)。


練習は嘘をつかない


その結果なのか、地域の大会ではトーナメント6試合で失点ゼロ。チームメイトのエース君のケガもあり、攻撃面では苦しむ場面が多くありましたが、守りが堅く、無失点で準決勝までなんとかコマを進めることができました。


さあ、準決勝。相手は地域の2強町クラブの1つ。相手が強く、エースくんもマンマークに苦戦。前半0-0で折り返しとなると当然息子はGK一択。後半、相手のコーナーキック。GKである息子の前にFWが立ち、うまいブロックを相手に作られ、コーナーキックのボールに息子触れず。こぼれ球を押し込まれて大会7試合目で初失点。相手のデザインされたCKから失点。メンタルは大丈夫か?


後半終盤、残り時間は多くない。GKである息子からパントキックでカウンター一閃⚡。チームメイトがダイレクトで流し込みなんとか同点に追いつく。GKのパスから直接ゴールなので息子のアシスト💪。そのままタイムアップで前後半5分ずつの延長戦も決着つかず。PK戦へ。GK親である私の目には、この準決勝は、もはやGKがヒーローになる流れにしか見えない。きっと息子もわかってるはず(注:親バカ)❕❕


実はこの大会に入り、息子には「トーナメントなのでPK戦も充分あり得る」と話し、相手がどこであれ、PK戦で勝つために戦略を立てて伝授してあったのでした。召集された1学年上の5年生の公式戦ではPK戦になるとコーチの判断で5年生にGK交代されたこともあり、PK戦には思うところがある息子。いつやるの?今でしょ!?


(つづく)