フットボールかサッカーか?

少年サッカー沼にどっぷりハマった父親が、不毛かつ他愛もない思いを吐き出してみます。

GKをやりたい!?

息子がサッカーを始めたのは、2年生の夏。低学年のうちは、ゴールキーパー(GK)というとあまり上手でない子やちょっと体が太めで走れない子がやるポジションという風潮が未だに根強いようですが、息子はGKを多くやっています。


ずっと練習試合に出続ける方法?


息子の所属チームでは低学年担当コーチの指導方針として、紅白戦や練習試合の際、「GKは持ち回りで順番にやる」というのが定着していますが、安定の「GKつまんない!」とか「シュート怖いからGKヤダ〜」という声をあげる子供が大多数です。


こうなると持ち回りとは言え、強く自己主張しない子達が自然とGKをやる回数が増えてきます。息子もその一団ではあるのですが、何やら練習試合の時だけは、自分から進んで手を挙げています。


父「練習試合でGK選ぶ時、なんで自分から手を挙げてるの?」
息子「あんまり皆やりたがらないし…それに休みなく出れるから!」
父「ほー、ナルホド!」


つまり、こういうことです。練習試合ではメンバーを入れ替えて試合を何試合も回していきますが、同学年で2チーム組めるほど人数はいない息子の所属チームでは、数名を入れ替えて回します。つまり、3〜4名は1試合ごと出場というサイクルが発生します。


ところが、GKをやるのは子供達の中では「お務め」なので、GKで出場=1回休んだのと同じ、という暗黙の同意(コーチも黙認)があるようなのです。とにかく沢山出たい息子はこれを利用して、練習試合中、ほぼ毎回出続けることを実現していたのです。


息子も意外と(失礼!)頭を使っていました。しかも、ボールを怖がらず体が大きめでパワーもあり、フォワード好きの子がよくやるようなGKなのに極端に高いポジショニングもしないので、少しサマになっており、1対1の場面では猛スピード🐂で相手に突っ込んでいって好セーブ(?)もたまに見せています。


GKをやる動機はちょっと不純ですが、自分から希望してやっているので、点を入れられた時のチームメイトからの冷たい態度にも耐えられるそうです。息子曰く、「本当に自分だけのミスで失点したなら謝るけど、だいたいの失点はGKだけが原因ではないので文句は気にしない!」だそうです💦。


意外と(またまた失礼!)メンタルだけであれば、キャプ翼でいうところの「SGGK」の適性アリ!?